ボーディングスクールで学ぶ事

ボーディングスクールは、学生と教師が同じキャンパス内で寝食を共にして、学生を人として成長する事を多方面から支え鍛える事が目的です。寮制の学校で少人数の学生の受け入れにより一人一人をしっかりと教育し、文武両道の人材を育てます。寮生活なのである程度の決まりに沿って行動が必要で、団体生活を学ぶ事となります。ボーディングスクールは、男子校・女子校・共学校があります。

他には特定のスポーツや芸術・音楽の分野で高い教育が出来る学校、低年齢児対象の学校や小中高生に特化したジュニアボーディング、学習障害を有する児童を専門に受け入れる学校など目的に応じて様々です。先生やスタッフは放課後・夜間に至る24時間常に子供と向かい合い見守り、個々に合わせた学習指導を行います。近年の国際社会に対応できる人材を育成する目的もあり、忍耐力・交渉力・問題解決力・高いコミュニケーション力・高い語学力が必要になります。ボーディングスクールでは、人生のあらゆる場面で自ら道を切り開いていける自信と能力を養う場でもあります。

現在ボーディングスクールがある国は、イギリス・スイス・アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドです。自国の生徒に限らず、各国から集まる学生を受け入れています。ある程度の英語力は必要ですが、それ以外でも入校の審査があるので、自信のある分野があれば学生の資質や能力で学校の求める学生像や方針に合えば、入学許可が与えられます。