ボーディングスクールで学べるもの

国際化社会という言葉が生まれたのは、もうかなり昔になります。まさにボーダーレスの時代ではありますが、このボーダーレスをどのように捉えるかは、それぞれの国の情勢によって変わってきます。今日本では、超高齢化社会を迎えつつあります。高齢者が多く若者が少ない社会では、労働力が落ちますので、当然生産力も落ちます。

さらに2050年には日本の総人口はおよそ8000万人台まで減少する見込みになっていますので、内需は縮小していくのです。そうなったときに、今と変わらない経済力を維持するためには、海外の市場で活躍できる人材が豊富に必要となるのです。そのような人材を育てているのが、ボーディングスクールです。ボーディングスクールは、アメリカをはじめカナダ、イギリス、ニュージーランドなどにある伝統的な全寮制の学校です。

生徒は、世界中からの留学生が多く、アメリカの有名大学などを目指す子供たちが入学しています。そのため、大学準備校とも呼ばれているのです。教育はクラスのが10人くらいの少人数制で、先生の細やかなサポートが受けられます。教育方針は各学校で違いがありますが、目標とするのは個性を自ら認識し、資質を磨いて将来の可能性を自分で切り開けるようにサポートをするような指導です。

そのことで、子供の頃から自立心が芽生えていくのです。さまざまな芸術や社会活動などに触れる機会もあり、勉強だけではなく、多様性のある社会で活躍できる能力と、人間力を養っていくことが、ボーディングスクールではできるのです。

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