先生も交えた生活が特徴のボーディングスクール

イギリスやアメリカなどの高校には全寮制になっている学校があります。これがボーディングスクールと呼ばれる学校であり、学校に関わるすべての人が同じ寮の中で生活するという仕組みになっています。生徒だけでなく先生も一緒に生活しているので全員が家族という印象を受けるようになるでしょう。少人数のシステムを取っていることが多く、一つのクラスが十人程度になっていてクラスの数も少なめになっているのが特徴です。

これによって行き届いた指導を行えるようにしつつ、生徒も先生も互いに深く知り合っている仲を作り上げられるようになっています。日常生活そのものが学校生活になるのがボーディングスクールの特徴であり、その境界線が全く見えなくなるでしょう。オンとオフを使い分けたい人にとってはネックになってしまう仕組みですが、限られた高校生活を存分に学校で楽しみたいという人にとって魅力的になっています。その中で集団生活について体得できるのは将来に役立つ点です。

ボーディングスクールでは教育のための仕組みとして全寮制にしているため、先生のレベルも高いのが一般的です。高い志を持って生徒を導いている力のある先生が集まっていて、身近な存在として指導してくれることから生徒の実力も総合的に伸びていきます。人として鑑になるような先生を採用するという方針を取っているボーディングスクールが多いので、生徒にとって人格形成につながる重要な教育機会になるでしょう。

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